【vol.2】いよいよ開幕!ゴールボール観戦徹底ガイド!

観戦ガイドは以下の7つに分けて記しました。

このページが、みなさんのゴールボール観戦にお役に立てれば幸いです。

【vol.1】

その① ゴールボールの基礎知識

その② チーム編成

【vol.2】
その③ 試合開始!
その④ ゲーム!

【vol.3】

その⑤ 各種ペナルティー(反則)とインフラクション(違反)

その⑥ エクストラスロー

その⑦ 完結編


その③ 試合開始!

☆試合開始前の選手の動き。

試合開始時間90秒前になれば、スタメンの選手はコートに入ります。

そして、二人のレフェリーが双方のコートに行き、スタメン選手のアイシェードチェックをします。

選手は、相手コートに背を向けてアイシェードをレフェリーに渡します。

レフェリーはアイシェードを光に当て、光が漏れてこないか?等を見ます。

問題なければ、アイシェードを手に戻してくれるので着用します。

それから、上下左右を向かせ、アイシェードと鼻との隙間などを見ます。

すべてクリアしたら「OK!」と言って次の選手に移ります。

この時、もしも選手のうちの一人がコート内にいなければどうなると思います?

これは、ディレイ オブ ゲーム(遅延行為)として、試合開始ホイッスルの直前にレフェリーによって通告され、試合開始前にいきなりペナルティースローを受けるはめになります。

この場合、ペナルティーを受けるのは、コート内に遅れて入ってきた選手が特定できるので、その選手が受けることになります。

☆いざ、試合開始!

試合開始前の準備が終われば、いざ、試合開始のホイッスルが吹かれます。

レフェリーは、左右のチームを紹介し、前半の攻撃権を持つチームのセンタープレイヤーに向け、「センター」とコールしてボールをフワッと投げ入れます。

そして、すかさず、ホイッスルを3回吹いて「Play!」とコールします。すると、ゲームタイマーが動き始めて試合開始となります。

一言:ボールをもらうチームは、多くの場合、選手たちはセンター付近に集まります。

それは、相手に対して誰が投げるのか?ということをわからなくするためで、

いきなり“かけひき”が始まるのです。

☆第1投目には注目!

特に、ニューボールの最初のスローはボールが固いので、守備側チームの選手たちはかなり集中します。

ただでさえ、選手たちは緊張しているので、初戦の初球には大注目です。

☆試合時間。

ゴールボールは前後半12分ハーフで行われ、ハーフタイムは3分です。

予選リーグで同点の場合は引き分けとなりますが、決勝トーナメントになると勝敗を決しなければならないので、オーバータイム(延長戦)が行われます。

延長戦は前後半3分で、ハーフタイムは1分です。

これでも決着がつかない場合はエクストラスローになります。

つまり、1対1での戦いとなりますが、詳細は後に回すことにします。

☆選手の立ち位置。

ゴールボールでは、選手は常にチームエリア内でプレイをしなければなりません。

特に、ディフェンスでは9mという大きなゴールを効率よく守ることが必要になります。

そこで、チームエリアの中でもゴールのすぐ前の3m×9mのエリアをオリエンテーションエリアと呼び、ここには、オリエンテーションラインというラインが合計6本敷かれます。

まず、ゴールラインの真ん中にある長さ0.5mのオリエンテーションライン。

次に、両サイドラインからコートの内側に伸びる長さ1.5mのオリエンテーションライン。これは、コートの隅から1.5m離れた所に設置されます。

最後に、オリエンテーションエリアフロントラインには合計3本のオリエンテーションライン。

真ん中のものは長さ0.5m。コートの真ん中に設置され、ゴールラインから伸びたオリエンテーションラインの仮想延長戦で結ばれる位置に設置します。

あと2本の短いものは0.15mで、両サイドラインから1.5m離れた場所に設置されます。

選手たちは、これら6本のオリエンテーションラインをじっくり、またはサッと触って様々な情報を得ています。また、ゴールの左右のポールやクロスバーに触れることでも、自らの位置や向きをチェックしています。

これらの情報をふまえ、、チームに合ったフォーメーションで試合を進めていくのです。


その④ ゲーム!

試合が始まりました!

コート内では、選手たちが相手の攻撃や守備のパターンを鋭敏に感じ取りながらラリーが繰り広げられます。

守備では・・・

鈴の音に耳を傾け、

相手の足音を聞き分け、

バウンドボールなのか、グラウンダーなのかを瞬時に判断し、

投げられたボールのコースを読み、

攻撃では・・・

相手の大体の守備位置を選手の気配や靴音などで感じ取り、

今、投げたボールに対して、どうセービングしたかをサーチし、

移動攻撃を試したり、

バウンドボールを投げてみたり、

コート上を滑るようなボールを投げたり、

と、選手たちは、様々なかけひきをしながらラリーを続けていきますが、試合はいろんなことでゲームタイマーが止まります。不可抗力で止まってしまうこともありますが、作戦として停めることもありますので、それらについて書いてみます。

☆オフィシャルタイムアウト。

これはレフェリーが採るもので、いろんなケースがあります。

回数や時間に制限はなく、これがコールされると10(テン)セカンズタイマーはクリアされますので、攻撃権を有しているチームは10秒という時間をじっくりと使えます。

☆チームタイムアウト。

これはチームが取るタイムアウトで、1回45秒間です。残り15秒になるとブザーにて通告されます。

レギュラータイムで4回取ることができますが、そのうち1回は前半に取らなければなりません。もし、前半に1回のタイムアウトを取らなかったチームはこの1回を失うこととなり、後半は残り3回までとなります。

ちなみにオーバータイムでは、1回のタイムアウトを取ることができます。

☆サブスティチューション(選手交代)。

1試合4回まで認められていますが、前半に1回は行わなければならず、

前半に1回取らなかったチームは、この1回を失うことになります。

☆メディカルタイムアウト。

試合中に負傷した選手が出た場合、レフェリーが採る者で、1回45秒です。

一言:これら各種タイムアウト中はゲームタイマーは止まりますので、ベンチからの指示や、観客からの声援は可となります!

また、オフィシャルタイムアウトのみ、10(テン)セカンズはクリアされますが、その他の場合は10(テン)セカンズはクリアされず、

試合再開後は、残り秒数でプレイを完了しなければなりません。

vol.3へ続く→


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