【vol.1】
その① ゴールボールの基礎知識
その② チーム編成
その③ 試合開始!
その④ ゲーム!
【vol.3】
その⑤ 各種ペナルティー(反則)とインフラクション(違反)
その⑥ エクストラスロー
その⑦ 完結編
その② チーム編成
☆1チームは選手は6名、ベンチスタッフは3名まで。
今回はパラリンピックですから、出場する選手は全員が視覚障害者です。
全員、視覚障害であるためのクラス分けを受けていなければなりません。
選手は最大で6名までベンチに入ることができ、スタッフは最大3名までです。
選手は、背番号1から9までの番号を付けたそろいのジャージを身につけます。
そして、ゲームに出る3名は、アイシェードを着ける前にアイパッチと呼ばれるものを貼って目を覆います。
この時点で選手は何も見えなくなります。
なお、今は控え選手は、自分の出番が近づくまではアイパッチを貼らなくてもよくなりました。
2001年までのルールでは、控え選手も全員が同時にアイパッチを貼らなくてはなりませんでした。
それからベンチスタッフ。
うち一人はヘッドコーチ。あとの二人はアシスタントコーチという肩書きであったり、
トレーナーが入ることもあります。
一言:アイパッチを貼る時のちょっとした私の工夫。
選手は、ゲーム中は目を開けています!その方が感覚が鋭敏になると思います。
初めてアイパッチを貼ってもらった時は、何気なく目を閉じて貼ってもらったのですが、貼り終わった後に目を開けようとすると、目の周りの皮膚が引っ張れてすごく違和感があったので、次からは大きく目を開けてアイパッチを貼ってもらうようにしました。
なお、今、日本で使っているアイパッチは眼科ケア用なので自ら貼ることができます。
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守山市で行われたトルコ・ゴールボールチームの練習会場に設置したコートです。ラインは白いテープと赤いテープで作りました。
さて、なぜ2色で作ったのでしょう・・・?
それは、後でも述べますが、ディフェンスしたボールを弾いてしまい、相手コート方向やコート外に転がった際、この赤いラインの上を通過してしまったら、相手チームに攻撃権が移ってしまうので、それを明確にするため、メインで使うラインテープと異なる色にしているというわけです。
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ボールとボールの中に入っている鈴と、硬質ゴムの断片です。
ボールって、使っているうちに表面は摩擦でツルツルになっていき、バウンドボールを投げたりする際などの衝撃で、ゴムの接着部等から割れてきますので、この“壊れたボールから、”鈴を2個”レスキューしました!(笑)
そして、一緒に持っている断片は、壊れたボールから切り取ったものです。厚みは1cmあるかないかぐらいでしょうか。
一言:競技球はドイツ製で輸入していますので高価です。
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